中国・海外VPN接続サービス「 ホープムーン 」

L2PT/IPSecは、PPTPより遅いですが暗号化の強度が高いため、通信量よりもセキュリティが望まれる場合に好ましいVPN接続方法です。 更に、ドコモspモード回線でのデザリングや、一部のWi-Fiスポットでもつながりやすい特徴を持っています。 ここではWindows10でL2PT/IPSecのVPN接続する方法を説明します。(PPTPより少し難しいです。)

タスクバーのネットワークアイコンをクリックし、次に『ネットワーク設定』をクリックします。

『VPN』→『VPN接続を追加する』の順にクリックしします。

図の通りに入力します。

『アダプターの設定の変更』

関連設定の『アダプターのオプションを変更する』をクリックします。

作成したアイコンを選択し『この接続の設定を変更する』をクリックします。

『セキュリティ』タブをクリックします。
VPNの種類の下の自動をクリックして『IPsecを利用したレイヤー2トンネリングプロトコル(L2TP/IPSec)』に変更します。
『詳細設定』ボタンをクリックします。

『認証に事前共有キーを使う』をチェックします。
キーに『④共有キー』を入力します。
『OK』ボタンをクリックします。
データの暗号化情報が上記と同じ事を確認して、更に『OK』ボタンをクリックします。

L2TPの場合,Windowsのレジストリの設定を手動で変更する必要があります。
【注意】レジストリ変更に失敗するとパソコンが動作しなくなる事があります。
入力する値を間違えたり、入力中にパソコンの電源が落ちないように十分ご注意ください。

『レジストリの設定変更』

Windowsボタン右横の検索ボックスに

regedit

と入力します。
検索結果に “regedit” が表示されるので、右クリックします。
画面下部の [管理者として実行] をクリックします。

レジストリエディターが起動します
左上の『コンピューター』から以下の順に△を開いていきます
▲HKEY_LOCAL_MACHINE
 ▲SYSTEM
  ▲CurrentControlSet
   ▲Services

ずっと下にスクロールして
    ▲PolicyAgent
を探します。

メニューの編集→新規→『DWORD(32ビット)値』を選択すると入力画面が現れます。

追加された『新しい値 #1』のところを右クリック→名前の変更
『AssumeUDPEncapsulationContextOnSendRule』に変更
そこをダブルクリックします。
値のデータに2を入力
『OK』ボタンをクリックします。

設定後の画面です。
レジストリエディタを閉じてパソコンを再起動すると設定が有効になります。

再び、追加した定義が表示しクリックします。

『接続』をクリックします。

『DNSキャッシュのクリア』

Windowsボタン右横の検索ボックスに

PowerShell

と入力します。
検索結果に “Windows PowerShell” が表示されるので、右クリックします。
画面下部の [管理者として実行] をクリックします。

[ユーザーアカウント制御] が表示されるので [はい] を選択して [Windows PowerShell] を起動します。
※ パスワードの入力を要求するダイアログボックスが表示される場合は、管理者アカウントのパスワードを入力してください。
PowerShellの画面で、

Clear-DnsClientCache

を入力してエンターを押してください。

※VPNには接続できるのに、サイトに接続できない場合、この『DNSキャッシュのクリア』を行なうと接続できることがあります。